【第13夜】
7800万キロの虚空

<PART−19>



悠久なる赤い大地から



アドノレと鋼地の支援を受け、七色の光を迸らせて…
まっすぐに振り下ろされた『それ』は、宇宙魔王ラゴウを粉砕した!!

鋼地 >「……………………」
ジョニー >「さらばだ・・・魔王ディアボロよ・・・」
凛 >「ふ〜なんだか、最後は呆気なかったけど・・・・・ま、こんなものかな♪」
アドノレ >「辛くて苦しい方がお好みか」>凛
凛 >「そんな事ないよ〜(笑)でも、これで一連の事件は、無事解決っと!」
弓 >これにて一件コンプ…げふんげふん(笑)
翔真 >「……そうだと良いんだがな(苦笑)」
アドノレ >「やれやれ、後始末はいくらでも出てくるぞ」
弓 >「………ふぅ………」忘れる前に、アンプルBで効果キャンセルしておこう(笑)
アドノレ >「別働作戦が上手くいってるのか確認してくれ」>ジョナサン
ジョニー >「OKだ」まりなと連絡とります
まりな@通信 >「はいはい〜。こちらスカーレット航空。どーした、ジョニー?」
ジョニー >「・・・っと。子供たちの救出は?」こけたいのを我慢(笑)>まりな
まりな@通信 >「誰に向かって言ってるんだか(笑)とっくのとうに終わってるさ★ついでに、海賊船を1隻拉致っておいたよ」
ジョニー >「う〜〜ん流石だな(笑)。こちらも魔王を両方倒した。今から脱出をする」
まりな@通信 >「らじゃ、じゃあ火星軌道上で待ってるから★」
ジョニー >「あ、あと・・・せりあのサイズに合う服も用意してくれ(苦笑)」ジャケットのみのままじゃん(爆)
まりな@通信 >「はいはい(笑)んじゃ、また後で!」

◆ ◆ ◆

そら >『オーヴァーリンク=アウト・・・セパレーション=コンプリート・・・」翔真さんから分離して、元に戻ります。
翔真 >「……これが、皆の力を束ねた結果だな。そら(フッ)」
そら >「・・・・・・・・・(にこ)」
翔真 >「……有り難うな。」ポンと頭撫で(笑)>そら
そら >「たいしたことはしていません・・・(少しだけ困惑顔)」
弓 >「……………これで貸し借り清算…と…。…」
そら >「・・・・・・・・・主を失った都市が、崩壊します・・・世界が、異常を修復する・・・」
鋼地 >「…………(我慢しろ……蟻塚……鋼地……)」
GM >轟音と炎の中に、ガレオンシティは崩壊していく・・・
翔真 >「よし……脱出する。全員遅れるな!」
鋼地 >「……了解です……」
GM >それまで、火星を地球に近づけていた力・・・それが消滅した今、世界結界の力が、火星をあるべき場所に押し戻している・・・
アドノレ >ガレオンシップの一隻も拝借して帰ろうと思ったが無理そうだな(笑)
GM >ガレオンシップなら、崩壊の中で燃え落ちていってる(笑)
ジョニー >ソラマメ戦艦が〜(笑)
アドノレ >金蔓が〜(笑)
鋼地 >「…………(この『想い』は……この『想い』だけは……外に出しちゃ……いけない……)」

そして、火星上空。
まりなと合流したウィザード達は今、赤い荒野を眼下に見下ろしていた。

翔真 >「戦神の神殿に行った後は、軍神の住まう星に来るとはな………何の因果か(フッ)」
まりな >「みんな、おつかれ〜! っていうか予想外に早かったねぇ(笑)」
鋼地 >「……問題ないです……」>まりなさん
アドノレ >「どっかの誰かが気合を入れてたからな」(笑)
凛 >「二匹目の魔王が呆気なかったからね〜名前も覚えないうちに消えちゃったし(くすくす)」
弓 >「……………………………」
翔真 >「………(考える事も多い戦いだった……)」
まりな >「ま、ボクはどっちかといえば、楽な仕事の方を取らせてもらっちゃったから(笑)・・・って、なんか余裕だねぇ(^−^;」
ジョニー >「まあ…正直ピンチだったのも確かなんだけどな(苦笑)」
翔真 >「人員救出の方は助かった、感謝する(苦笑)」>まりな嬢
アドノレ >「そうだな、何か礼を考えたいところだが懐が苦しい」<救出
まりな >「ああ、いいさ・・・今回の件は銀河連邦警察の方に報告しといたから、コスモガード経由で何かあると思うよ★」>アドノレ
翔真 >「細かい事は帰還してからにしよう………火星が元の軌道に戻るか確認出来次第ジャンプの準備だ。」
まりな >「まあ、他におかしな事をしてくる連中が出ないとも限らないしね・・・完全に元に戻るまでは安心は出来ないか。じゃ、そのあたりはコスモガードに連絡するよ。」
ジョニー >気絶しているせりあを抱き抱えつつスカーレットに乗船
せりあ >「くー」
まりな >「せりあは・・・そーだなぁ、居住区ぶちこんどいてくれればいいから(笑)」
ジョニー >「…OK(くすくす)」せりあを居住区に〜。って、せりあの部屋なんか凄い事になってそうな感が(笑)
GM >せりあの部屋? ヲタクなグッズとか衣服とかが散らかり放題だが(笑)
ジョニー >予想通りじゃん(爆笑)>せりあの部屋  ベッドの上だけでも片付けて寝かしつけないと(笑)
GM >ベッドの上も漫画とかゲームのDVDとかで乱雑な状況だが(笑)
ジョニー >普段の生活が窺い知れる(笑)>ベッドの上も 「…はあ…相変わらずだなあ(苦笑)」←己の部屋もここまでひどくはないが似たようなもの(爆
アドノレ >寝かしつけようと抱きかかえたタイミングで何か寝言を(笑)
GM >うむ、では乱雑に散らかったものを脇にどけて、せりあを寝かしつける。その刹那の一言・・・「んー・・・じょにー・・・」
ジョニー >「・・・・・・・・・(照れ)」安堵の微笑みを見せたまま、せりあベッドに寝かしつけます。ちなみに、その途中で徐々にスーツが解除されていつもの姿に・・・
アドノレ >スカーレットの方に張り付くか。外殻に腰掛けて、余裕があるならボリボリと魔石を食す(笑)
翔真 >本当にお菓子扱いだな(笑)
GM >その時、ジョニーは思い出した。過去に、同じ事をした事があると・・・あ、せりあの部屋掃除の記憶だなこれは(爆)
ジョニー >Σ<十 > ΣV[o¥o ]V(不覚にも爆笑)
GM >まりなですら匙を投げた、せりあの部屋掃除・・・せりあはぶぅぶぅ不平を垂らしながらしていたっけ・・・
ジョニー >…微笑ましい〜(ころころころころころころころ)
GM >ベッドに寝かしつけると、せりあは安らいだ寝息を立て始める・・・こんな表情は珍しいかも(笑)
ジョニー >なる〜(笑)もうちょい見ていたいけど、皆を待たすのもなんだからそろそろブリッジに戻ろう(名残惜しいけど)←せりあにかけていたジャケットのことすっぱり忘れている(爆)
せりあinベッド >「ん・・・・・・・・・・・じょにぃ・・・(ごろり)」
ジョニー >小声「・・・・君が無事でいてくれて…よかったよ…」

さて、ノアのブリッジでは…

凛 >「あとは、子供達を家に帰してあげる為の準備もしないとだね〜」
翔真 >「そう言う事だ(笑)各員治療を済ませておいてくれ、万が一の事が有るかもしれないので最後まで気を抜かない様にな。」>ALL
凛 >「は〜い!とりあえず、ボクは変身を解いて服着てくるね〜(口に戦装束咥えて物陰でごそごそ)」お約束(笑)
弓 >「…………………勝手にすればいい……」既に警戒態勢はいってます(笑)
そら >私はまだ外にいます・・・
鋼地 >「……了解です……『イサーク』、航路設定……『イシュマエル』、ジャンプオペレートお願い……」<ジャンプ準備
GM >計算によれば・・・火星が完全に元の軌道に戻るまでは、30分ほどあるようだ。>鋼地
鋼地 >「……火星の軌道修正が完了するのは……30分くらいかかるみたいです……」>ALL
翔真 >「解った、その間に準備を済ませておけば良いか……。」
凛 >「(着替えて戻って来て)なら30分間、火星の観察でもしてるね(にこにこ)他になにかやることあるかな〜・・・・・・・あっ!」
翔真 >「どうした……?」
凛 >「魔王の落し物って、なにかあった?(小首傾げ)」
翔真 >「いや……俺は見た覚えは無いが。」
凛 >「そなのか〜アドっちは?」>落し物
アドノレ >「自爆間際に粘れるほど余裕がなかったのでな」>凛
凛 >「そっか〜魔王って随分貧乏なんだね〜(くすくす)」
アドノレ >「寝床は別なのかもしれん」
弓 >で、基地のあった場所ってどうなってるの〜?
GM >ああ、基地は既に消滅して・・・荒涼とした火口に戻っているね。まあ、力を供給していたディングレイはもういないし(笑)植物ベースのガレオンにとって、本来火星の環境はよろしくないのですな(爆)
ジョニー >二酸化炭素は多いけど酸素と陽光が。それに寒いし(笑)
弓 >じゃあ、掃除の必要はないですね。
翔真 >「……暇が有るなら、今の内にでも誰かこの船の名前と俺達のチーム名でも考えておいてくれ(苦笑)戻ってからまた色々と聞かれるかも知れないからな……」
凛 >「名前〜名前〜んーーーー(一応考えてみる)」
鋼地 >……時間あるならスカーレットの分のオペレートもしておきます。
まりな >「ああ、コイツ(スカーレット)はボク専用にチューンしてあるから、下手に触らないほうがいいよ(笑)・・・ただでさえ応急処置だし(ぼそ)」>鋼地
鋼地 >「……了解しました……お役に立てず申し訳ないです……本当に……」>まりなさん
まりな >「いーってことさ(笑)」
鋼地 >「……………………(警戒しつつ窓からそらさんの様子を眺める)」

その【そら】は今、ただ虚空を漂いながら、遠くの恒星光を浴び続けていた…。

翔真 >「(……力を大量に使わせたからな……回復に努めて居るのなら良いが……)」
弓 >「………………火星………闘争を司る神の名を冠する星………(じ、と眼下に火星の大地を見下ろしながら)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」>弓さん
弓 >「………………墓碑銘も…墓石も必要ない私には……こういう場所がいいとは思ったけど……。……今回も…コワれることはできなかった…(小声で、つぶやくように)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・それがなぜか・・・その答えは、もう知っているはず・・・」>弓さん
弓 >「…………でも………私はその答えは……嫌いなのよ…」
そら >「・・・・・・・・・・・・・何故でしょうか・・・?」
弓 >「………………………………………………………(じ、と考えて)……なんとなくよ………理屈じゃないわ…」
そら >「けれども・・・今更逃れられもしない・・・それも、わかっている事・・・」
弓 >「……………………いつか滅びれるその時まで…」
そら >「その時まで、私はあなたの傍にいます・・・託したものとして。」
弓 >「…………………………………」
そら >「あなたはひとりではありません・・・どんな時も、私は存在しますから・・・」弓さんの背後で、ぽつりと
弓 >「………………………それも…悪くないわね…(振り向かずに、小さく唇のはしに微笑を浮かべて)」
そら >「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(にこ)」

そして、再びノアのブリッジ内…

凛 >「んーーーーーーーーくぅ〜Zzz」寝た(笑)
翔真 >「…………………(苦笑)」マントをかける様にFGでも掛けてあげよう(笑)>凛ちゃん
凛 >汗臭いんだっけ?(笑)
アドノレ >それは俺様のだ(笑)
翔真 >自分のは大丈夫。本当はマントが欲しい今日この頃(笑)
凛 >ふむん(笑)
まりな >「さて・・・お集まりの紳士淑女その他の皆様。そろそろジャンプの再計算が終わる頃ですので、お乗りの方はなるべくお急ぎくださいませ♪これに遅れたら、もれなく泳いでお帰りコースを進呈いたします(笑)」
ジョニー >「そろそろジャンプか?」>まりな ブリッジに上がってきた
まりな >「ああ、火星も正常な位置に戻ったようだしね・・・」
凛 >「んっ・・・・んん〜・・・ん?あれれ、ボクいつの間にか寝てた(///&のび)」
翔真 >「だそうだ(苦笑)……席に付いて居ろ。」>凛
凛 >「は〜い!あ〜あ、もう少し火星の景色を見ておけばよかったな〜(残念そう)」>翔君
翔真 >0−Phoneで外の面子に連絡します。「ジャンプの準備がもう直ぐ終る、中に戻ってくれ。」
鋼地 >ノアに戻ります。
弓 >「…………………………………行きましょう、そら。」
そら >「・・・(こくり)」>弓さん
アドノレ >臨時増設のカーゴブロックに潜り込む。子供は気絶した状態なのか、わやわや騒いでるかどっち?
GM >子供達は、結界の中で眠っているね・・・今起きたら大変だという判断もあり(笑)
アドノレ >壁に寄りかかり床に直座り。うむうむ寝てる一団を見てうむうむと頷く
まりな >「って訳で、いよいよ当機は火星宙域を離れ、懐かしの地球圏内に戻る事となりま〜す★火星にご用向き、お別れの言葉などは今のうちにどうぞ! なぁんてね♪」
アドノレ >俺様の領地の証を刻み込んでくるのを忘れた(笑)
ジョニー >「魔王達にさよならさ(笑)」>お別れの言葉
翔真 >「赤き軍神の星……赤き月に絡む輩が住まう事になったのが偶然か、それとも必然だったのか……今はもう、答えてはくれまいな……。」操縦席から見える火星に向って
鋼地 >「……………………(無言で火星を見る。密かに拳を握りながら)」
そら >「入ります・・・」
鋼地 >「……お帰りなさい……」>そらさん
翔真 >「ご苦労だった、席に付いて休んでいてくれ。」
そら >「本当は、直接恒星光を受けられる宇宙空間の方が私にはよいのですが・・・わかりました」
翔真 >「……覚えておく、戻るまでは我慢しておいてくれ(苦笑)」
弓 >隅っこの壁に寄りかかって、そのままぺたんと座って、方膝抱えた体勢で、立てた膝に頭を預けて寝る(笑)
そら >弓さんの傍に寄り添います・・・
翔真 >あぁ〜美人二人の萌える構図が〜(爆)
凛 >「みんな揃ったみたいだし、出発〜!ふぃ〜愛しい我が家に帰るぞ〜!」
まりな >「さぁーてっと。スカーレット航空、もうひと働きしますかね〜・・・」
翔真 >「こちらは問題無い、ジャンプ準備完了次第カウントを頼む。」>まりな嬢
鋼地 >『イシュマエル』でジャンプサポートです。
まりな >「んじゃ、いきますか〜・・・ただいまより当機は地球への帰途に着きます。危ないですから深く椅子にお座りになって、なおかつシートベルトをしっかりお締めになってくださいませ。そいじゃ・・・れっつろくんろーる!!」
翔真 >「(精密作業時の台詞では無いと思うぞ……(^^;)」
ジョニー >←慣れているので気にしない(笑)

そして、ジョニーはふと思う…気絶していたときの夢で見た、
あの少女は誰だったかのだろうと…。失われし記憶の彼方の少女を…


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