魔物対策部隊のお話 EPISODE4〜エピローグ〜

作:デュール


「さて・・・・あなた達は何しに来たの?周防川内さん?」
キッサ部屋・・・・キッサの声が響く
川内は一人ぽつんといたところにキッサに捕まった。
「この国の事件を調べろと言われてやっただけよ?」
「調べなくても・・・・もう分かってるんじゃないの?」
「え?」
意外な言葉に驚きの声を上げる川内
「私達はね、固まっている少女や動かなくなっている少女を見ると興奮しちゃうの・・・」
「それって・・・・もしかして・・・・」
「そう、犯人はこの国の住民全員なのよ・・・・あ〜、ちなみに例外として私みたいな男の子でもOKな住人もいるからね・・・・」
にこっと微笑むキッサ
「4人はどうしたの!」
「4人はもう氷の中で眠っているわよ・・・・」
その言葉に腹を立てたのか川内は怒り
「なっ・・・・人の玩具に何勝手に手を出してるのよ!」
「あなた・・・・かなり鬼畜ね・・・・」
「うるさいわね!返してよ!私の玩具を!」
「しょうがないわねぇ・・・・条件があるけど・・・・いい?」
「いいわよ!4人が帰ってこればいいんだから!」
キッサは川内に内緒話をする。
「・・・・・!それは・・・わかった、それなら平等ね」
「ふふっ・・・・分かってくれて嬉しいわ・・・・」
キッサの出した条件とは・・・
1・4人を返す代わりにこの国に住んでもらう
2・コヨイや男が苦手とする女性だけは極秘
3・2人の少年は必ず女装させる、眠るときは必ず凍らせ保存庫に保存する事
と言う条件だった。
まぁ、その後の話はまた別の話ということだが・・・・
ただ一つだけいえることなのは仁淀と大淀の2人の自由はかなり制限される事に違いないだろう・・・

おわり


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